最近はK-POPが大人気ですが、みなさんはアイドルってお好きですか?
私も大好きです♡
日本の長寿番組である大晦日の「NHK紅白歌合戦」に韓国アイドルである『LE SSERAFIM』が出場することで話題になっています。
日本にも韓国にもアイドルがたくさんいますね。
私はどちらも応援したいです。
そして、最近韓国アイドルの勢いがすごいと感じながらも、日本のアイドルと韓国のアイドルの違いってなんだろうと疑問に思いました。
一般的な違いに、日本のアイドルはダンスレベルが低いと言われていますが、本当はどうなのでしょうか?
この記事では「日本と韓国のアイドルの違いは?ダンスのレベルやファンを比較!」と題して
- 日本と韓国のアイドルの違いは?
- 日本と韓国のアイドルのダンスのレベルやファンを比較!
をお伝えします。
日本と韓国のアイドルの違いは?

さっそく日本のアイドルと韓国のアイドルの違いは何かについて考察したいと思います。
日本と韓国のアイドルの違いは何?
日本のアイドルの場合、女性アイドルであればスタイルや歌唱力はあまり問われません。
むしろ可愛い顔やしぐさで学校によくいるような親近感が湧くようなタイプですよね。
なかでもキャラクター性が大事で、音痴だったり「おバカキャラ」などがあります。
一番の韓国との違いですが、日本は事務所の契約した後ある程度のレッスンなどをしてデビューとなるので、素人っぽさが少し残っている感じの『未熟なアイドル』。
そして歌・ダンス・演技・お笑いなど幅広い活動ができて、ファンと一緒に成長していく事ができるのが日本のアイドルです。
一方、韓国のアイドルはデビュー前からアイドルの卵として「練習生」がボイストレーニング・ダンス・筋トレ・語学などの育成レッスンを早くて2~3年位かけてデビューを目指します。
また事務所の合格基準がとても厳しく、年齢・ルックス・歌唱力・ダンスなど細かな条件を求められるようです。
そういう高い基準から練習生として長い期間を努力してきた人=歌唱力・ダンス・語学が身についていて、マナーをよくわきまえた『完璧なアイドル』がようやくデビューとなるそうです。
事務所の一人の人材にかける育成費用が年間で日本円で約350万円=400万円にもなるようです。
日本と韓国の事務所の考え方から異なることが分かりますね。
【日本と韓国のアイドルの基本的な違い】 ◆日本・・・キャラクター性重視。未熟なアイドルでも認められる。 ◆韓国・・・歌やダンス、スタイルなどあらゆる点で完璧なアイドルが求められる。
過去に秋元康が日本と韓国のアイドルの違いを比較していた!
最近までなかった♪夢を見ている間(作詞:秋元康)がJOYSOUNDに追加されててうれしい。
— 省エネ大賞〈くらツイ〉 (@hkt_odekake) June 18, 2019
夢を見ている間 (Japanese Ver.)/PRODUCE 48 https://t.co/bO2Y2Bc2ku#宮脇咲良 #矢吹奈子 #本田仁美 #白間美瑠 #下尾みう #宮崎美穂 #PRODUCE48 https://t.co/W4Ab3tQNzf pic.twitter.com/lE67t2BaFE
日本のアイドルをプロデュースしてきた秋元康さんは、以前「K-POPがプロ野球だとしたら、AKB48は高校野球かもしれない」と語っていました。
これは2018年6月からBSスカパーで放送された「PRODUCE 48」で話した内容です。
PRODUCE48とは、日本側・AKB48と韓国側(アメリカ・中国も)でガールズグループの公開オーディション番組です。
このオーディションは日韓対決を目的とはしていませんでした。
しかし、番組始まってからAKB48メンバーの歌唱力とダンスの技術力が韓国側の練習生たちのパフォーマンスに対し、厳しい評価だったのです。
これによって韓国の練習生の育成レッスンの差が出たことで、AKB48メンバーはかなりショックを受けていたようです。
その他にも国の「文化の違い」が見えました。
日本はみんな仲良しで一緒に頑張るところ、韓国は年齢も経歴も関係なくみんなライバルとして競争心が強かったです。
だからといって韓国がいいとは言い切れないですよね?
アメリカやイギリス・タイなど他の国からでも日本のアイドルを選ぶファンもいますから。
日本と韓国のアイドルはデビューまでの道のりが違う!
“JYP練習生”vs“YG練習生”として戦っていた彼らが成長して“Stray kids ”vs“TREASURE”ってなって今回は練習室じゃなくてエムカっていう大きな番組で4年越しに真向勝負しているの、永遠にバチバチしていてかっこいい。スキズもトレジャーもエムカで素敵なパフォ見せてね〜🫶🏻 pic.twitter.com/YdMCBKmVzW
— 용복오빠’s 약 (@7115900x) October 10, 2022
日本と韓国のアイドルとしてのデビューするまで道のりがそれぞれ違います。
日本のアイドルの道のりは?
日本のアイドルの道のりは次のようになっています。
- 事務所のオーディションやスカウトでキャラクター性があるかで判断する。
→キャラクター重視!
- 歌やダンスのスキルは問われていますが、デビューしてからファンと一緒に成長する。
→デビュー後の成長が楽しみ!
- AKB48はボイストレーニングすることもなければ、ダンスは先輩の見よう見まねで1ヶ月ほどでステージに出ていたそうです。
→韓国に比べて歌やダンスのレベルが低いのは当然!
韓国のアイドルの道のりは?
韓国のアイドルの道のりは次のようになっています。
- 事務所のオーディションやスカウトで容姿・歌・ダンスによって決まる。
→アイドルになるための準備が早い!(中には整形までする位)
- 事務所に入社し、一定の期間練習生として寮での共同生活をしながら、歌やダンス・語学のスキルを完璧にする。
→同じ環境でライバルと一緒になることで良い刺激!
- 練習としてビッチリと一日のレッスンが組み込まれているそうです。
→完璧なものを見せるための努力が当たり前!
【日本と韓国のアイドルのデビュー時の違い】 ◆日本・・・親しみやすい。デビュー時は未熟だが、ファンと一緒に成長。 ◆韓国・・・デビュー時から音楽アーティストのプロ集団。容姿はもちろん全てのスキルが完璧。
このように日本のアイドルと韓国のアイドルではデビューまでの道のりが異なります。
なので、デビューの時点で完成度に大きな違いがあるのが分かりますね!
日本と韓国のダンスのレベルやファンを比較!
「21歳の一年ももっとビッグになるぞ!!」
— AKB48 LOD撮影スタッフ (@AKB48_LODstaff) November 25, 2022
ひぃちゃん21歳の生誕祭!
日本でも韓国でもたくさんの経験を積んできたひぃちゃん!これからもたくさんの事に挑戦してどんどん大きくなって下さい!#AKB48 #AKB48劇場公演 #チームA #重力シンパシー公演 #本田仁美生誕祭 #清水麻璃亜 https://t.co/lj7IezpBJc pic.twitter.com/J27plGGPHg
ここからは
- 日本と韓国のダンスのレベル
- 日本と韓国のファン
を比較しながらお伝えします。
日本と韓国のアイドルのダンスの違いは?
ここからは日本と韓国のアイドルのダンスの違いについて説明します。
日本のダンスの特徴は?
- 親しみやすさを全面に出していて、視聴者が小さな子から大人まで一緒に踊れるダンスが特徴です。
- AKB48の「フォーチュンクッキー」やモーニング娘の「LOVE マシーン」などのような曲が思い浮かびます。
日本のダンスはカラオケなどでみんなで一緒に踊れるダンスなので、一緒に盛り上がれて楽しいですよね。
韓国のダンスの特徴は?
- デビュー前から練習生として磨き上げたダンススキルを活かしグループ5、6人でも完璧にピッタリと息のあったダンスが見られます。
- 「NCT 127」のように9人でも個人のダンスもキレッキレです。
韓国のダンスは大人数でまとまってもピッタリと決める全員揃ったダンスパフォーマンスは圧巻ですよね。
日本アイドルより韓国アイドルの方がダンスのレベルが高いのは本当?
日本アイドルより韓国アイドルの方がダンスのレベルが高いと言われることが多いですよね?
でも、本当に韓国アイドルの方がダンスのレベルは高いのでしょうか?
日本と韓国ではダンスの練習に差があるのか調べてみました。
日本のダンスの練習量は?
- 事務所に入ってからのデビューが早いので、練習時間は短いです。
→ダンスよりかわいさやキャラクターを前面にしています。 - 女性の日本アイドルの場合
AKB48や乃木坂46などのグループは、しなやかなダンスとほぼ上半身の動きのダンスが多いようです。
一方Perfumeは、ダンスと共に演出が素晴らしいと世界的に言われています。 - 男性の日本アイドルの場合
以前は日本の男性アイドルは韓国アイドルよりもダンスのレベルは低いと言われていました。
言い方を悪くすればお遊戯会とも・・・
でも、最近ではジャニーズもデビューまでの期間がかなり長くなっており、ジャニーズ戦国時代を生き抜くには何かスキルがないといけません。
例えば、
SixTONESは歌で勝負。
SnowManはアクロバットや9人揃ったダンスで勝負。
King & Princeはアメリカにダンス留学もしています。
2022年にデビューしたTravisJapanは、アメリカ留学中にアメリカの有名なオーディション番組からオファーがありました。
このように最近では日本の男性アイドルの代表であるジャニーズのダンスのレベルは上がっていて、世界から評価されています。
韓国のダンスの練習量は?
- 韓国のダンスの練習量はかなり日本より長いです。
グループ内でも競い合うぐらい個人のレベルを上げるようと完璧なダンスを目指しているそうです。 - 男女ともに、体重の管理など基礎から身体作りを徹底しています。
そのため、キレのいいダンスとスタイルの良さが際立っています。 - 1日の練習量は人様々のようですが、基本ダンス2時間と言われています。
また、歌2時間、語学2時間、運動2時間と分けられていて、何でも人間の集中力は90分といわれていることで集中して取り組んでいるようです。
【日本と韓国のダンス練習量の違い】
◆日本はダンスの練習量は韓国より少ないです。
→最近ではダンスレベルが世界から高評価で期待大です!
◆韓国のダンスの練習量は日本より多いです。
→完璧なダンスを見せることが韓国アイドルには求められています。
日本アイドルファンと韓国アイドルファンの違いはある?

ファンであれば、推しのアイドルに何かしてあげたい!
世界共通でしょうが、何が違うのでしょうか?
日本のファンの場合
- アイドルというと可愛らしさからか、小学生からおばちゃんやおじさんといった年齢層は幅広い世代がファンとなっているようです。
- 優しく見守るような応援で、個人で応援する場合が多いです。
- アイドルのプライベートは事務所が認めないので、一切明かしません。
ただし、最近は日本のジャニーズも変わってきていて、インスタやYouTubeなどで親しみやすさが出ています。 - 握手会やサイン会が少なく、アイドルと触れ合うことはほぼありません。
→アイドルを大切にして何かしらのトラブルから守っています。 - イベントなどの撮影は禁止。
→テレビ報道などで見る価値が高く、ライブなどで実際に見たいと思いますよね。
韓国のファンの場合
- 完璧なお人形さんのようなアイドルのファンは独身の若者で20代〜30代でお金の余裕がある人が多いです。
そのため、アイドルの誕生日などのお祝いのために駅の広告塔を使ったりもします。 - ファンがアイドルに差し入れをすることを積極的にします。
- ライブなどのファンのかけ声がまとまっていてアイドルとの一体感が味わえます。
- 握手会や撮影会などで一人一人と触れ合ったりお話をすることもできます。
- アイドルはとにかくプライベートをSNSなどにあげて情報が多いです。
- イベントなどの撮影がOK。
- 過激なファン=サセンがいてストーカーのような迷惑行為をするファンもいます。
【日本と韓国のアイドルファンの違いとは】
◆日本・・・ファンの年齢層が幅広く、ライブなどでアイドルと会える時間が貴重で感動が大きい。
◆韓国・・・若い世代のお金がある人達がファンとして集まり、アイドルに費やすことを惜しまない。
また過激なファンがいるのでストレスを感じるアイドルもいる。
日本と韓国のアイドルの違いは?のまとめ
この記事では「日本と韓国のアイドルの違いは?ダンスのレベルやファンを比較!」と題して、
- 日本アイドルと韓国のアイドルの違いは?
- 日本と韓国のダンスの違いやファンの違いは?
をお伝えしました。
日本アイドルと韓国アイドルの違いは、スタート基準が異なるところです。
- 日本は、『ファンと一緒に成長し、親しみやすくまたは可愛らしいキャラクター』
- 韓国は、『デビュー前からたくさんのスキルを身につけ完璧な人形のような顔立ち・スタイル・歌唱力・ダンスができる人』
アイドルファンの違いは、世代やお金のかけ方に違いがあります。
- 日本は、『自分が応援したからこそアイドルも成長した姿を親のように見るのが楽しい』
- 韓国は、『完璧なアイドルを多額なお金を掛けて神に捧げるような応援』
現在では韓国アイドルの波に乗っているようですが、最近日本のアイドル文化が変化してきています。
歌唱力もダンスにもスキルを身につけて業界に臨む人が多くなってきているそうですから、これから韓国も日本も同じようなレベルで競い合うことに期待したいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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