耳をすませばと猫の恩返しの繋がりや似てる理由は?時系列も紹介!

耳をすませばと猫の恩返しの繋がりや似てる理由は?時系列も紹介!漫画・アニメ・お役立ち情報

「耳をすませば」は月島雫と天沢聖司の恋愛青春ストーリーが描かれたジブリ映画で、1995年に公開されました。


そして、それから7年後の2002年「猫の恩返し」が公開されました。


「耳をすませば」や「猫の恩返し」を見て、似てると思う方もいらっしゃると思います。


そこで、この記事では「耳をすませばと猫の恩返しの繋がりや似てる理由は?時系列も紹介!」と題して、

  • 「耳をすませば」と「猫の恩返し」の繋がりや似てる理由は?
  • 「耳をすませば」と「猫の恩返し」の時系列は?

をお伝えします。


※ツイッターから画像をお借りしました。

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耳をすませばと猫の恩返しの繋がりや似てる理由は?

「耳をすませば」のヒロイン・月島雫が大人になって書いた小説が「猫の恩返し」です。


「耳をすませば」では中学生の月島雫がバロンを題材にした小説を書いていて、上手くいかず落ち込んでいましたよね。


しかし、天沢聖司の祖父の西司郎に励まされ、小説家を目指して高校に進学することを決めました。


そんな月島雫が中学を卒業後に勉強し、再び書き上げた物語が「猫の恩返し」なんです。


つまり、「猫の恩返し」は「耳をすませば」のスピンオフ的な作品と言えます。

耳をすませばと猫の恩返しが似てる理由は?

「耳をすませば」と「猫の恩返し」が似てる理由は原作者が同じだからです。


「耳をすませば」の原作は、マンガ雑誌「りぼん」に掲載されていた少女漫画で、原作者はひいらぎあおいさんです。


そして、「猫の恩返し」の原作はコミックの『バロン 猫の男爵』ですが、この『バロン 猫の男爵』の作者も柊あおいさんなんです。


ということで原作者が同じなので「耳をすませば」と「猫の恩返し」が似てると感じるのは当たり前なんですね!


「耳をすませば」と「猫の恩返し」のように2作品の原作者が同じ人であることはジブリではかなり珍しいことです。


「猫の恩返し」にも「耳をすませば」に登場したバロン(猫の男爵)太っちょの猫(ムーン)が登場しますよ!

なぜ少女漫画がジブリ作品として映画化されたの?

そもそもなぜ少女漫画の「耳をすませば」がジブリ作品の原作に選ばれたのか不思議ですよね!


宮崎駿さんが原作漫画の「耳をすませば」を知ったきっかけは偶然です。


宮崎駿さんは毎年夏の休暇を義理の父親のアトリエで取っていて、姪っ子さんが置いていった少女マンガ雑誌を読むのが習慣になっていたそうです。



そして、1989年の夏に宮崎駿さんがアトリエを訪れた際にも姪っ子さんが置いていった少女マンガ雑誌を読んでいてボロボロになってしまったため、農協のスーパーで新しい「りぼん」を買ったそうです。



その「りぼん」に原作漫画「耳をすませば」の2話目が掲載されていて、宮崎駿さんが興味を持ちます。



宮崎駿さんは原作漫画の2話だけを読んで、休暇をともにしていた鈴木敏夫さん・押井守さん・庵野あんの秀明さん達と一緒にどんな話なのか勝手にイメージを膨らませていったそうです。



その後、実際に宮崎駿さんが原作漫画を全て読んだときに「ストーリーが違う!」と怒ったというエピソードもあります。



宮崎駿さんが勝手にイメージを膨らませていったのにも関わらず怒られるのはなんだか理不尽ですね(笑)


原作漫画の「耳をすませば」は1989年8月号〜11月号の4冊にしか掲載されていません。


もし宮崎駿さんが「りぼん」を手に取る時期がずれていたらジブリ映画の「耳をすませば」も生まれなかったかもしれないと思うと、偶然ってすごいなぁと感じますね!


>>「耳をすませば」の原作は打ち切りなの?

なぜ再び同じ原作者の作品が映画化されることになったの?

なぜ再び柊あおいさんの作品「猫の恩返し(原題:バロン 猫の男爵)」がジブリ作品として映画化されることになったのでしょうか?


そもそもの発端はジブリが某テーマパークからイメージキャラクターと20分程の短編を依頼されたことから始まります。


柊あおいさんは「耳をすませば」の制作当時、ジブリの本社の近くに住んでいたため映画制作をきっかけに家族ぐるみの付き合いとなっていたそうです。


そこで、宮崎駿さんは柊あおいさんに20分の短編の原作となる漫画の制作を依頼します。



依頼を受けた柊あおいさんは漫画バロン 猫の男爵』を書き下ろしたわけですが、思いのほか長編で大作でした。


そこで、宮崎駿さんは短編の企画を無しにして、ジブリ映画として映画化することに決めます。


こうして、漫画『バロン 猫の男爵』『猫の恩返し』として2002年に森田宏幸監督でスタジオジブリでアニメ映画化されたわけです。


ジブリが短編とはいえ原作を外注することは異例で、柊あおいさんジブリから原作を外注化された唯一の人物とされています。


宮崎駿さんがたまたま夏の休暇で姪っ子さんが置いていった「りぼん」を読まなければジブリ映画「耳をすませば」ができることもなく、その続編の「猫の恩返し」もなかったと思うと・・・


偶然や縁ってすごいぁと感じますね!

耳をすませばの裏話

「耳をすませば」や「猫の恩返し」の原作者のひいらぎあおいさんは、「赤毛のアン」のファンを公言しています。


そして、「耳をすませば」の監督の近藤喜文さんは、TVアニメ「赤毛のアン」で作画監督とキャラクターデザインで参加しています。


近藤喜文さんによると、「耳をすませば」の夕子(雫の親友)が三つ編みでそばかすなのは「アン」を意識したからだそうです。


この話を聞いて柊あおいさんは感激したと言っています。


夕子がそばかすで三つ編みなのは、原作者の「赤毛のアン」好きから来ていたんですね!

バロンの裏話

「耳をすませば」や「猫の恩返し」に出てくるバロン(猫の男爵)は、原作者の柊あおいさんが実際に持っている置物から誕生したものです。


柊あおいさんは、あるお店でバロンを見つけたものの値段が高くて諦めたものの、やっぱり悩んだ末に数週間後に買いに行ったそうです。


ところが、売り切れてしまっていたとのこと。


しかし、実はバロンを買っていたのは今の柊あおいさんの旦那様で、誕生日プレゼントとして柊あおいさんにプレゼントされたそうです。


すごく素敵なお話ですよね!


この柊あおいさんの置物がなければ「耳をすませば」や「猫の恩返し」の話もなかったかもしれませんよね。


名作映画「耳をすませば」や「猫の恩返し」の誕生には、いろんな偶然や縁が重なっているんだなぁと思うと感慨深いです!

猫の恩返しの裏話

「猫の恩返し」の企画を考えたのは宮崎駿さんですが、監督は森田宏幸さんです。


宮崎駿さんは「猫の恩返し」の監督には若手を起用したいと思っていたそうです。


そこで、宮崎駿さんは、当時三鷹の森ジブリ美術館の短編作品「コロの大さんぽ」の原作原画を担当していた森田宏幸さんを起用することに決めます。


その際、宮崎駿さんは森田宏幸さんに「男ならやるって言いなさい」と半ば強制的に脅したそうです(^◇^;)


森田宏幸さんは相当なプレッシャーだったのではないでしょうか?


ですが、その後「猫の恩返し」の試写を見た宮崎駿さんは誰よりも真っ先に拍手を送ったそうですよ!


森田宏幸さんもホッとしたでしょうね。

耳をすませばと猫の恩返しの時系列を紹介!

「耳をすませば」の時代設定は1994年です。


「猫の恩返し」の時代設定は、女子高生達がガラケーを持っている時代なので、映画公開と同じ2002年頃だと思います。


ということで、「耳をすませば」の約8年後の世界が「猫の恩返し」です。


「耳をすませば」の月島雫は中学3年生なので、それから8年後ぐらいだとすると、「猫の恩返し」を書いたのは22歳ごろでしょうか?


月島雫はきちんと勉強するために大学にも進学し、大学で学んだことも踏まえて「猫の恩返し」を書き上げたのかなぁと思うと面白いですよね!

猫の恩返しと耳をすませばのキャラクターの比較も紹介!

「耳をすませば」に登場するバロンムーンは「猫の恩返し」にも登場しています。


さっそく比較してみましょう!

バロンを比較

「耳をすませば」ではバロンという猫の置き物が登場します。


バロンの置物は天沢聖司の祖父・西司朗にし しろうが営む地球屋にあります。


バロンには対となる恋人のルイーゼの置物もありましたが、修理中のため離れ離れになって今も探しています。


中学3年生の月島雫はこのバロンを題材にした物語を書きますが、まだまだ未熟で思い通りの作品を書くことができませんでした。



一方、「猫の恩返し」は高校生の吉岡ハルが車に轢かれそうな猫を助けたことから猫の国に招待されるという物語です。


バロンは地球屋という猫の事務所で働いていて、肖像画にはルイーゼも描かれています



「耳をすませば」のバロンと「猫の恩返し」のバロンは作風は違っています。


しかし、”バロン(男爵)”の名にふさわしい凛々しさは変わっていませんね!

ムーンを比較

「耳をすませば」に登場するムーンムタお玉とも呼ばれています。


原作漫画の「耳をすませば」では黒猫でしたが、宮崎駿さんのリクエストで映画では太っちょの猫に変更されました。


雫が父の働く図書館にお弁当を届けようと電車に乗ったときにムーンも乗ってきて、あまりにも動じない姿に雫も気になって追いかけていましたよね!



そんなムーンは「猫の恩返し」にも登場します。


「猫の恩返し」では名前はムタで本名はルナルド・ムーンとなっています。

「猫の恩返し」のムタ(ムーン)の風貌はかなり巨大化して個性的な性格をしています。



「猫の恩返し」のムタはちょっと乱暴な性格ではあります。


しかし、親しみのあるキャラクターであることには変わっていませんね!

なぜ月島雫や天沢聖司を猫の恩返しに登場させなかった?

宮崎駿さんが柊あおいさんに漫画を依頼する際に出した条件が「バロンとムタと地球屋を登場させること」でした。


バロンは「耳をすませば」の世界にしかいません。


しかし、そのままの「耳をすませば」の世界で書いてしまうと、月島雫や天沢聖司が出てくるのかなと期待してしまう人が出てきてしまうと柊あおいさんは思ったそうです。


柊あおいさんはそれはちょっと嫌だと思い、月島雫が書いた物語にしてしまったそうです。


ころすけも中学生の月島雫や天沢聖司のその後はどうなったのか気になっていたので、「耳をすませば」の続編となれば再登場を期待してしまっていたと思います。



ですが、月島雫が書いた物語となれば、

”あぁ。あの中学生の月島雫はちゃんと勉強して、その後またバロンの物語を書いたんだなぁ。”

”小説家の夢を捨てずに頑張ってるんだなぁ”


と想像力も駆り立てられますよね!



結果的に「耳をすませば」のその後を見る人それぞれが想像できるので、月島雫が書いた物語とする案は素敵だなぁと思いました。



せっかくなら原作漫画「バロン〜猫の男爵」を読んでみたいと思った方もいらっしゃるのでは?


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>>耳をすませばのコンクリートロードの裏話

耳をすませばと猫の恩返しの繋がりや似てる理由のまとめ

この記事では「耳をすませばと猫の恩返しの繋がりや似てる理由は?時系列も紹介!」と題して、

  • 「耳をすませば」と「猫の恩返し」の繋がりや似てる理由は?
  • 「耳をすませば」と「猫の恩返し」の時系列は?

をお伝えしました。


「耳をすませば」と「猫の恩返し」が似てる理由は原作者が同じだからです。


「耳をすませば」の主人公の月島雫が中学を卒業後に勉強し再び書いた作品が「猫の恩返し」です。


「耳をすませば」の原作は柊あおいさんの少女漫画で、宮崎駿さんが偶然漫画を読んだことで映画化までに至りました。


偶然が偶然をよんで、「耳をすませば」や「猫の恩返し」ができたと思うと面白いですよね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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