耳をすませばの原作打ち切りは本当?違いやその後の結末も紹介!

耳をすませばの原作打ち切りは本当?違いやその後の結末も紹介!漫画・アニメ・お役立ち情報

「耳をすませば」はジプリ映画作品の名作の1つです。


この「耳をすませば」の原作は少女まんがなのですが、実は編集者の都合で打ち切りで終わったという話があります。


そこで、この記事では「耳をすませばの原作打ち切りは本当?違いやその後の結末も紹介!」と題して、

  • 「耳をすませば」の原作漫画が打ち切りなのは本当?

  • 「耳をすませば」の原作漫画が打ち切りが本当ならその理由は?

  • ジブリ映画「耳をすませば」と原作漫画「耳をすませば」の違いは?

  • 月島雫と天沢聖司のその後の結末は結婚してハッピーエンドなのか?

をお伝えします。

※ツイッターから画像をお借りしました。

耳をすませば原作は打ち切りは本当?

「耳をすませば」の原作はひいらぎあおいさんが作者の少女まんがです。


原作漫画が打ち切りというのは本当なのでしょうか?


結論から言うと、「耳をすませば」の原作漫画が打ち切りなのは本当です。


原作漫画の「耳をすませば」は少女まんが雑誌『りぼん』の1989年8月号〜11月号に連載されていました。


しかし、この4回で打ち切りという形で連載が終了となりました。

耳をすませばの原作漫画が打ち切りの理由は?

なぜ原作漫画の「耳をすませば」が打ち切りとなったのか理由が気になりますよね!


打ち切りの理由は、柊あおいさんの前作のヒット作に比べて「耳をすませば」の評判が得られなかったからです。


「耳をすませば」の原作者の柊あおいさんは、「耳をすませば」の前に「星の瞳のシルエット」という漫画を連載していました。


この「星の瞳のシルエット」は初連載作品ながら読者の心を掴み、少女まんが雑誌『りぼん』で「ときめきトゥナイト」という作品と人気を二分するほど人気な漫画でした。


「星の瞳のシルエット」は1985年12月号から1989年5月号まで『りぼん』に掲載され、当然、柊あおいさんの次回作の「耳をすませば」も期待されていました。


しかし、原作者の柊あおいさんは「星の瞳のシルエット」でドロドロな恋愛話を書くことに疲れてしまっていました。


そこで、柊あおいさんは編集者の反対を押し切る形で、「耳をすませば」では快活な女の子を主人公にし、絵柄も変え、「人生は恋愛より大切な事がある」というテーマで漫画を書き始めます。


しかし、「耳をすませば」の第1話が載った時点で評判があまり取れず、4回で連載が打ち切りとなってしまったんです。


当時の雑誌「りぼん」は200万部をこえるイケイケの時代で、評判が取れない漫画は容赦なく打ち切りとなってしまったわけですね。


柊あおいさんは長編漫画のつもりで書き進めていたので、4回にまとめるのが大変だったそうです。


「耳をすませば」は早々に連載が打ち切りとなってしまったわけですが、まさか宮崎駿さんの目にとまり、ジブリ映画作品に生まれ変わるなんてびっくりですよね!


柊あおいさん自身がジブリ作品のファンだったそうで、映画化の話を聞いたときは驚きつつも嬉しかったと言っています。

>>宮崎駿さんが「耳をすませば」を知るきっかけは?

耳をすませばの原作との違いやその後の結末も紹介!

原作漫画「耳をすませば」とジブリ映画「耳をすませば」では異なる点がいくつかあります。


ここからは

  • 原作漫画とジブリ映画の違い
  • 月島雫と天沢聖司のその後の結末は結婚してハッピーエンドなのか?

をお伝えします。

ジブリ映画と原作漫画の違いは?

原作漫画とジブリ映画で違う点をお伝えします。

雫と聖司の年齢が違う

原作漫画では月島雫と天沢聖司の年齢は中学1年生となっています。


しかし、ジブリ映画では恋愛要素に”進路に悩む受験生”という設定を付け加えるため、中学3年生に変更になっています。


ジブリ映画では中学3年生に変更されたことで、将来の進路に悩む雫の姿がより鮮明に表現されていると思います。

雫の姉の年齢や性格が違う

月島雫の姉は月島しほです。


原作漫画の月島汐は高校1年生ですが、ジブリ映画では大学1年生に変更になっています。


また、性格も違います。


ジブリ映画の月島汐はしっかり者で雫の将来を心配して怒ったりしていましたが、原作漫画の月島汐はおっとりとした性格優しいお姉さんという印象です。


年齢や性格を変えた理由は、月島雫の進路を心配してしっかり怒れるお姉さんにしたかったからかなぁと思います。

聖司の兄弟設定が違う

ジブリ映画では聖司の兄弟は登場しませんが、原作漫画では天沢航司こうじという兄が登場します。


天沢航司は高校1年生で、月島雫の姉の汐と付き合っています。


少し変人なお兄さんで、原作漫画ではかなり重要なポジションで登場しています。

ムーンの色や体型が違う

原作漫画のムーンは黒猫で、かなりスマートな体型をしています。


一方、ジブリ映画のムーンは太っちょです。



さらに原作漫画ではムーンの他にルナという黒猫の女の子も登場していて、雫を地球屋に連れてきたのはルナの方です。

聖司の将来の夢が違う

原作漫画では聖司は画家を目指しています。


しかし、ジブリ映画では聖司の夢はバイオリン職人に変更されています。


ジブリ映画では「カントリーロード」の主題歌も有名ですよね!


映画では聖司の夢がバイオリン職人に変更されたことで、雫が歌う「カントリーロード」にあわせて、聖司やおじいさん達が演奏するシーンも描かれています。

月島雫と天沢聖司の結末は結婚してハッピーエンドなの?

ジプリ映画「耳をすませば」では、天沢聖司が月島雫にプロポーズして物語は終わります。



聖司「今すぐって訳にはいかないけど。俺と結婚してくれないか!」


「嬉しい、そうなればいいなって思ってた。」


聖司「雫!……大好きだ!!」



中学生3年生の聖司がまさかのプロポーズをして抱き合って終わるシーンにびっくりした方も多いのではないでしょうか?


実際、雫と聖司が結婚したのか気になりますよね!



結論として、雫と聖司が結婚してハッピーエンドになったのかは分かりません




原作漫画「耳をすませば」のラストは”君が好き””わたしもあなたが好き”で終わっていて、プロポーズシーン自体がありません。



ジプリ映画で聖司が雫にプロポーズをするシーンを加えたのは、ただ”好きだ”というだけでは弱いと宮崎駿さんが思ったからなのではないかと思います。



実は原作漫画「耳をすませば」には続編の「耳をすませば〜幸せな時間〜」もあります。



こちらの作品では月島雫が中学3年の夏休みに体験した不思議な出来事が描かれていて、2人が結婚したかどうかは描かれていません。



なので、ジブリ映画ではもちろん原作漫画でも雫と聖司が結婚したかどうかの結末は描かれていないんです。



観客に結末を想像させるという”余韻残し”をすることで、より観客を作品に惹き込むことに成功していますよね!

このように原作漫画の「耳をすませば」では

  • 聖司がもっと嫌なやつとして描かれている。
  • 黒猫のルナが出てくる。
  • 変人の聖司のお兄さんが出てくる。

など、ジブリ映画とは違う面白さがあります。


原作漫画を読みたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?


でもできれば安く読みたいですよね!


そんな方におすすめの方法がebook japanです。


電子書籍のebook japanでは70%OFFクーポンを配布中です。


通常1冊605円のところ今ならたったの1冊181円で読めます。


ただし、このお得なキャンペーンはいつ終了するか分かりません。


まだ原作漫画を読んだことがない方はぜひお早めにチェックしてみてくださいね!

今なら1冊たったの181円

耳をすませばの裏話!猫の恩返し・千と千尋の神隠しとのつながりも紹介3



続編の「耳をすませば〜幸せな時間〜」「バロン 猫の男爵2巻」に収録されています。

ツイッターから意見を紹介!

月島雫と天沢聖司のその後について、ツイッターから皆さんの予想や意見をご紹介します。


雫と聖司がまだ中学3年生で、しかも聖司がイタリアに留学することから”お互い別れてしまっている”という意見もあります。


逆に聖司がイタリアで修行してバイオリン職人となり、雫をイタリアに呼んで”結婚する”という意見もあります。


いろいろな意見や予想がありました。


少なくとも月島雫は、小説「猫の恩返し」を書き上げ自分の夢の1つを叶えています。



個人的には雫と聖司はまだ結婚はしていないかもしれませんが、お互いの夢を応援しながらいい関係を続けていると嬉しいなぁと思います!


2022年10月14日に公開される実写映画「耳をすませば」では、月島雫(清野菜名)と天沢聖司(松坂桃李)の10年後の姿も描かれるということで、25歳になった2人がどうなっているのか気になるところではありますよね。


ジブリ映画「耳をすませば」を見てきた方は、きっと雫と聖司の将来を自分なりに想像してこられた方も多いと思います。


実写映画の制作にはジブリは関わっていないとのことですが、2人の将来がどうなっているのか知りたいような知りたくないような・・・


そんな不思議な気持ちになりますね。

実写映画の月島雫と天沢聖司の結末は?

実写映画のネタバレを含みます。
ご注意ください。





実写映画では、天沢聖司はイタリアで着実に夢を叶えていました。


一方、月島雫は日本で児童書の編集者として出版社で働きながら、小説を書くという夢を追っています。


実写映画では10年間の遠距離恋愛中という設定でした。


月島雫は天沢聖司と離れ離れでも心は繋がってると思いつつ、天沢聖司に比べて自分は未熟で夢も叶えておらず劣等感を持っています。


そんな自分が嫌でイタリアまで会いに行くのですが・・・


そこには天沢聖司を愛する別の女性がいて、月島雫に天沢聖司を諦めるように言います。


自分とは住む世界が違うと感じた月島雫はそのまま日本に帰国し、天沢聖司とは別れてきたと親友の夕子にも告げます。


ところが、天沢聖司が月島雫を追って日本に帰国。


月島雫に「これからは日本を拠点に世界を目指すからこれからも一緒にいて欲しい」とプロポーズをするという結末でした!


なので、まだ結婚はしてないけれど、お付き合いは続いているという結末ですね!


ジブリ映画の続編が実写映画とするには異論がある方もいらっしゃると思います。


ですが、いずれにせよ10年経っても月島雫と天沢聖司は一緒に夢を追い続ける存在としてお互いになくてはならない存在なのかなぁと思います!

耳をすませばの原作打ち切りは本当?のまとめ

この記事では「耳をすませばの原作打ち切りは本当?違いやその後の結末も紹介!」と題して、

  • 「耳をすませば」の原作漫画が打ち切りなのは本当なのか?
  • 「耳をすませば」の原作漫画が打ち切りが本当ならその理由は?
  • ジブリ映画「耳をすませば」と原作漫画「耳をすませば」の違いは?
  • 月島雫と天沢聖司の結末は結婚してハッピーエンドなのか?

をお伝えしました。


原作漫画の「耳をすませば」が4回で打ち切りとなった話は本当です。


打ち切りの理由は、「耳をすませば」1話の評判が思ったように得られなかったからです。


それでも偶然が重なって、ジブリ映画として「耳をすませば」は愛される物語へなりました。


まさに人生何が起こるか分からないとはこの事ですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました