大人気バスケットボール漫画スラムダンクでは超高校級の選手が多く登場しますよね。
その中でも魚住に匹敵する高さと強靭すぎるフィジカルでラスボス候補と注目された森重寛(名朋工業高校)を覚えているでしょうか?
森重寛はラスボスと注目された割に、実際は森重寛が活躍するシーンはほぼ描かれることなく連載が終了してしまいましたよね。
なぜ森重寛はラスボスになれなかったのでしょうか?
桜木花道と森重寛が対決したらどっちが勝つのでしょうか?
気になります!
そこで、この記事では「スラムダンクのラスボスが森重寛でない理由はなぜ?桜木花道とどっちが強い?」と題して、
- スラムダンクのラスボスが森重寛でない理由はなぜ?
- 桜木花道と森重寛が対決したらどっちが強いのか?
について考察を交えながらお伝えします。
目次
スラムダンクのラスボスが森重寛でない理由はなぜ?

「スラムダンク」のインターハイ編では主人公・桜木花道が所属する湘北高校が3回戦で敗れたところで終わりました。
そのため、ラスボスどころか森重寛にスポットがあてられることはありませんでしたよね。
森重寛が初めて登場したシーンを改めて読むと他の登場人物と比べ明らかに異質です。
なぜ期待を煽る形だったにも関わらず、ほとんど森重寛に触れられることなく終わってしまったのでしょうか?
まずは森重寛がどんなバスケ選手だったか振り返ってから、ラスボスにしなかった理由を考察したいと思います。
森重寛はどんな選手?
森重寛じゃん!!!!! #lovelive_superstar pic.twitter.com/qerTVzlzYr
— 鉄男 (@TETSUcinephile) September 18, 2022
そもそも森重寛がどんな選手だったか覚えていらっしゃいますか?
まずは森重寛が他の登場人物に比べてどれほど異質な選手だったか簡単にお伝えします。
森重寛は名朋工業高校に所属するスーパールーキーで、インターハイ愛知県代表として登場しています。
桜木花道と同じ高校1年生で、バスケを始めたのは中学2年生からです。
並外れた身体能力で愛和学院高校のエース・諸星大を圧倒し、ほぼ森重寛の個人の活躍でチームを勝利に導きました。
インターハイ常連校の愛和学院に名朋工業高校が勝つなんて誰も想像していませんでしたよね。
そして、森重寛はインターハイ初戦で前年ベスト8の常誠高校を相手に1人で50得点・22リバウンド・10ブロックという記録を出し、勝利しています。
高校バスケのインターハイ記録1位の選手の得点が大体49得点や48得点なので、森重寛の得点力は全国トップレベルということです。
森重寛の強さの秘訣は2メートル近い巨体と相手選手を吹き飛ばしながらダンクを決める程の圧倒的強さのフィジカルを持ち合わせていることです。
森重寛のフィジカルの強さについてはわざと肩をぶつけてきた桜木花道ですら簡単に転ばしてしまうというエピソードでその強さが描かれていましたよね。
ラスボスが森重寛でない理由はなぜ?
平日休みで出かけたときにサラリーマンたちの出勤を見てると森重寛のセリフ思い出す pic.twitter.com/YRc074yHYJ
— ぬーり (@Yuri_884) July 17, 2018
森重寛は凄い選手でありながらラスボスでない理由はなぜでしょうか?
そもそも作者の井上雄彦先生がインターハイ編を描き出す段階で森重寛がラスボスでないことを決めていたようなんです。
井上雄彦先生は
- インターハイの組み合わせを作った時点で山王戦が最後と決めていた。
- トーナメント表を出したからには(湘北が)決勝まで行くっていう決まった道はもう進みたくない。
- 前の試合よりもつまんない試合は絶対描きたくない。
- 山王戦より面白い試合は描けないと思っていた。
- テンション高いところで終わらないと、作品にとって不幸になっていく。
- 名朋高校が優勝という結末はいやだ。
と言っています。
井上雄彦先生は名朋高校という森重寛のワンマンプレーだけのチーム=才能だけの選手のチームが優勝という結末だけは嫌だと話しています。
また、井上雄彦先生は「スラムダンク」という作品がダラダラ続いていくと物語として面白く無くなってしまうとも考えており、山王戦以上の面白い試合は書けないとも話しています。
これらのことを考えると森重寛がラスボスになるという結末だけは初めから無かったと考えられます。
スラムダンクのファンからすると山王工業戦の後のストーリーも気になるところです。
しかし、井上雄彦先生の中では山王工業と湘北高校の試合が最高潮で、”スラムダンクのラスボスは山王工業にしよう”と決まっていたんでしょうね!
森重寛と桜木花道はどっちが強い?

では、もし桜木花道と森重寛が対決したらどっちが強いのでしょうか?
インターハイ時点では森重寛と桜木花道はどっちが強い?
森重寛描きました✨
— Hi-drogen (@Hidrogen2021) February 17, 2023
彼のプレイも観たかったなー🥹
このファンアートが多くのスラムダンクファンの方に届きますように🙏
井上雄彦先生、スタッフの皆様「THE FIRST SLAM DUNK」最高でした!!
これからも応援よろしくお願いいたします🙇♂️ pic.twitter.com/US7TR1EdOu
結論から言うと、インターハイ時点では森重寛が勝つでしょう。
桜木花道の身体能力と成長速度は凄まじいですが、森重寛の方が強いと考察します。
その理由をお伝えします。
森重寛が桜木花道より優れている点は?
森重も諸星も出とらん!?#スラムダンク pic.twitter.com/Zw4FTj5bGP
— しけたろう (@sktaro) December 3, 2022
先程お伝えしたように、森重寛は桜木花道と同様にバスケ歴は浅いものの規格外のパワー(フィジカルの強さ)があります。
実際にそのパワーだけで、インターハイ予選では愛和学院を下しています。
愛和学院はインターハイ3回戦で湘北高校にボロ勝ちした高校ですよね。
さらにインターハイ1回戦では静岡代表の常誠高校を102-56で下しています。
つまり、森重寛の実力は1人の力で全国レベルの高校と渡り合えていることが分かります。
湘北高校vs名朋高校で考えるとまた違う結果になると思いますが、当時の桜木花道単体のレベルだと流石に森重寛に勝つのは厳しいのではないかと思います。
1年後は森重寛と桜木花道はどっちが強い?
安西先生のこのシーン気持ちがわかった…
— 青いゆっぴーまん@欅櫻好き (@yuppi_man1129) September 5, 2020
成長は人を興奮させ、生きる力にする
この後の桜木の‘今’にかける想いが泣ける
才能と努力を間近で見てしまったらもうね… pic.twitter.com/F5rr221QPB
インターハイ時点では森重寛と桜木花道のバスケレベルを比べると、やはり森重寛の方が優れているとお伝えしました。
しかし、それはあくまでバスケを始めて4か月時点の桜木花道であり、もし対決するタイミングがその1年後であれば桜木花道に軍配が上がるのではないかと考えます。
その理由は、あの安西先生が惚れ込むほどの身体能力と驚異的な成長速度が桜木花道にはあります。
確かに森重寛の圧倒的パワーはすごいですが、1年後に様々なスキルを身に着けた桜木花道にはパワーだけでは太刀打ちできないと思います。
桜木花道はパワーでは森重寛には勝てないかもしれません。
しかし、桜木花道がスピードや技術をさらに磨けば、森重寛のパワーでは太刀打ちできない強さを桜木花道は手にし、バスケ対決でも森重寛に勝てると思います!
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スラムダンクのラスボスが森重寛でない理由はなぜ?のまとめ

この記事では「スラムダンク森重寛がラスボスでない理由はなぜ?桜木花道とどっちが強い?」と題して、
- スラムダンク森重をラスボスにしなかった理由はなぜ?
- 桜木花道と森重寛が対決したらどっちが強いのか?
について考察を交えながらお伝えしました。
あれだけ衝撃的な登場の仕方をした森重寛は”誰もがラスボスなのでは?”と思ってしまうほどの存在でしたよね。
しかし、実際は森重寛が全国大会で活躍する姿を見ることはできませんでした。
もし「スラムダンク」の続編が描かれるとしたら、森重寛がその後どんな選手になったのか気になるところですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。