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コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜの理由は?歌詞の意味も!

コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜの理由は?歌詞の意味も! 漫画・アニメ

ジブリ映画「耳をすませば」といえば名作ですよね!


そんな「耳をすませば」の中では、コンクリートロードという歌が登場します。

その歌詞を見た天沢聖司は「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜ」と言っているよ。



なぜそんな風に言ったのか気になる方もいるのではないでしょうか?



そこで、この記事では「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜの理由は?歌詞の意味も紹介!」と題して、

  • 天沢聖司が「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜ」と言った理由は?

  • コンクリートロードの歌詞の意味は?

をお伝えします。

コンクリートロードについて

「やめたほうがいいぜ」と言った理由

歌詞の意味

を伝えているよ。

コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜの理由は?

コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜの理由は?

映画「耳をすませば」の中で、天沢聖司が「コンクリートロードはやめたほうが良いと思うぜ」というセリフを言います。

なぜこんなセリフを言ったのか気になるよね!


その理由を探る前に、まずはどんなシーンだったのか簡単に振り返ってみましょう。

コンクリートロードはやめたほうが良いと思うぜはどんなシーン?

天沢聖司が「コンクリートロードはやめたほうが良いと思うぜ」と言ったシーンはどんなシーンだったのでしょうか?


おさらいしておこう!


雫は遊び半分で書いた「コンクリートロード」の歌詞の紙を本に挟んだままベンチに置き忘れてしまいます。



そして、本を置き忘れたことに気づいた雫がベンチに戻ると、名前も知らない男の子(天沢聖司)が雫が置き忘れた本を読んでいました。


その男の子はなぜか雫の名前を知っていて、「コンクリートロードはやめたほうが良いと思うぜ」という言葉を残して立ち去ります。


その言葉を聞いた雫は「やな奴、やな奴、やな奴」と連呼します。


月島雫からすれば勝手に歌詞を見られて、しかも皮肉めいたことを言われたわけですから・・・

怒るのも当然だよね。

天音聖司が皮肉めいたセリフを言った理由を考察!

天沢聖司が「コンクリートロードはやめたほうが良いと思うぜ」と言った意味を素直に考えてみましょう。


やはり、”コンクリートロードの歌詞にセンスを感じないから、やめた方がいい”ということだと思います。



ただ、天沢聖司はこの時点で”月島雫”という女の子の存在をすでに知っていたことが判明しますよね。


それに、後で「コンクリートロードはやめたほうがいい」と云った覚えがないとも言っています。



なので、天沢聖司はすでに気になる女の子であった月島雫に突然ベンチで会ってしまい・・・

咄嗟とっさに皮肉めいたことを言ってしまった可能性もあるよ!

中学3年生といえば好きな女の子に素直になれない時期ですよね。


天沢聖司もクールに見えながら、恥ずかしさを隠すために皮肉めいたことしか言えなかったのかもしれません。


この事件をきっかけに月島雫も天沢聖司のことを”嫌なやつだけど、気になるやつ”という認識に変わっています。


「コンクリートロード」のシーンは、雫と聖司の甘酸っぱい恋愛模様の始まりが描かれているシーンとも言えるね!

コンクリートロードの歌詞の意味も紹介!

コンクリートロードの 歌詞の意味も紹介!

さっそく「耳をすませば」に登場する「コンクリート・ロード」の歌詞を見ていきましょう!

コンクリート・ロード


どこまでも


森をきり


谷をうめ


ウエスト東京


マウントタマ多摩


ふるさとは コンクリート・ロード

このように、月島雫は自身が住む東京の多摩がどんどん開発され、森がなくなっていく姿を歌詞にしているよ。

コンクリートロードの歌詞の意味を深掘り!

コンクリートロードの歌詞には、都市開発で森がなくなっていく様子が描かれているとお伝えしました。


この歌詞には宮崎駿さんの思いも込められているよ。


そもそも、このコンクリートロードの歌詞を書いた人こそ宮崎駿さんです。


「耳をすませば」の舞台は東京都の多摩丘陵に位置する聖蹟桜ヶ丘せいせきさくらがおかと言われています。



この頃の1990年代、多摩シティは人の豊かな生活のために森が切り開かれ、どんどんコンクリート化されていました。

そんな多摩シティを宮崎駿さんが皮肉めいて歌詞にしたものが「コンクリートロード」ということだよ。



宮崎駿さんは「耳をすませば」の前にも、「となりのトトロ」や「平成狸合戦ぽんぽこ」のように自然をテーマにした作品を作っています。


なので、このコンクリートロードの歌詞には宮崎駿さんからの”自然をこれ以上破壊するな”というメッセージが込められているのだと思います。

コンクリートロードの原曲も紹介!

カントリーロードの原曲は『Take Me Home, Country Roads』です。

邦題は『故郷へかえりたい』だよ。


アメリカのシンガーソングライターのジョン・デンバーによる1971年のヒット曲です。

<原曲の歌詞>


Country roads, take me home


To the place I belong


West Virginia, Mountain Mamma


Take me home, country road

(和訳)
カントリーロード 故郷へ連れて行け


僕が居るべきあの場所に


ウェストバージニア 母なる山


故郷へ導け カントリーロード

原曲は”故郷を思った歌”だよ。

コンクリートロードはどんな歌詞に生まれ変わった?

天沢聖司に「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜ」と言われた月島雫は、最終的に次の歌詞を考えました。

カントリーロード


この道



ずっとゆけば


あの街に つづいてる


気がする カントリーロード

月島雫は見事にカントリーロードの歌詞を自分なりに和訳しました!



「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜ」と嫌味を言われた雫。



”もっといい歌詞を書いてやる!”と奮起したことが良い歌詞を思いついたきっかけになったのかもしれませんね。



それにしても月島雫は中学生でここまでしっくりくる歌詞を思いつくとは・・・

物書きの才能がある証拠だよね!

カントリーロードの歌詞を考えた人も紹介!

コンクリートロードの歌詞を書いた人は宮崎駿さんとお伝えしました。


では、劇中のカントリーロードの歌詞を考えた人は誰なのでしょうか?

なんと鈴木敏夫さんの娘の鈴木麻実子さんだよ。


鈴木敏夫さんは「耳をすませば」の制作者の1人で、スタジオジブリの映画プロデューサーとして有名な方ですよね!



そんな鈴木敏夫さんの娘である鈴木麻実子さんが「カントリー・ロード」の歌詞の和訳を手掛け、宮崎駿さんが少し修正を加えています。

ちなみに鈴木麻実子さんはジブリ映画「千と千尋の神隠し」の「ふたたび」の作詞もされているよ。



鈴木麻実子さんが「カントリー・ロード」の日本語歌詞を考えた時の年齢は、主人公の月島雫の年齢(中3)と近かったそうです。

若いのにすごいよね!




お父様の鈴木敏夫さんも偉大な方ですが、娘さんも才能あふれる方なんだと思うとびっくりですね(´⊙ω⊙`)

コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜの理由のまとめ

コンクリートロードは やめたほうがいいと思うぜ まとめ

この記事では「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜの理由は?歌詞の意味も紹介!」と題して、

  • 天沢聖司が「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜ」と言った理由は?

  • コンクリートロードの歌詞の意味は?

をお伝えしました。


今回、天沢聖司が「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うぜ」と言った理由を考えてみました。

中学3年生ならではの照れ隠しから皮肉めいたことしか言えなかったのではないかと考察したよ。



また、この「コンクリートロード」は、「耳をすませば」の舞台である多摩丘陵がどんどんコンクリート化されていることを宮崎駿さんが皮肉めいて書いた歌詞です。



「耳をすませば」は中学3年生の淡い恋愛模様や進路に悩む少年少女達が描かれたお話です。


だけど、そんな話の中にも自然破壊に対するメッセージも含まれているよ。


大人になってもう一度「耳をすませば」をみると、新たな視点で発見があるかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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