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トトロの正体はコダマ?年齢やもののけ姫との繋がりを紹介!

トトロの正体はコダマ?年齢やもののけ姫との繋がりを紹介! 漫画・アニメ

「となりのトトロ」は1988年4月16日に公開されてから現在も幅広い世代に親しまれているアニメ映画ですよね。


その中でも”トトロ”はいつの時代になっても愛されているキャラクターです。


そして、実はトトロの正体は「もののけ姫」のコダマが進化したものという都市伝説があるんです!


トトロの先祖がコダマなんてびっくりですよね。


そんな都市伝説みたいな話が本当なのかどうか気になります。


そこで、この記事では「トトロの正体はコダマ?年齢やもののけ姫との繋がりを紹介!」と題して、

  • トトロの正体はコダマが進化したもので、トトロの先祖はコダマって本当?
  • トトロやコダマの年齢は?
  • トトロともののけ姫の繋がりは?
  • トトロとコダマの違いは?

についてお伝えします。

トトロの正体はコダマ?

「となりのトトロ」に出てくるトトロ。


トトロにはしょうトトロ・ちゅうトトロ・おおトトロがいます。


そんなトトロの先祖が実はもののけ姫に出てくる”コダマ”で、トトロはコダマが進化したものだという都市伝説のような話があります。


果たして本当なのか調査してみました!

トトロの正体がコダマが進化したものという話は都市伝説なの?

結論から言うと、トトロの正体がこだまというのは本当です。


DVD「もののけ姫はこうして生まれた」の中には宮崎駿監督のインタビューが収録されています。


このインタビューで、宮崎駿監督は

チビで1匹でいいから、コダマがノコノコ歩いてるやつ、最後にいれてくれって言ったんです。

それがトトロに変化したって(笑)。

耳が生えていたってことにすれば、そうすると首尾一貫するんです

引用元:もののけ姫はこうして生まれた

と語っています。


そして、公式の記述にも”映画(もののけ姫)のラストに出てきたコダマが、後々トトロに進化したと論理づける宮崎さん”と書いてあるんです。


つまり、トトロの正体がコダマという話は都市伝説ではありません!


つまり、宮崎駿監督によると、もののけ姫に登場するこだま年月をかけて耳が生えてトトロに変化したというんです。


もののけ姫の中でカタカタと首を横に振っているこだまが実はその後に小トトロになるなんて・・・
びっくりですよね!


宮崎駿監督はインタビューで”それがトトロに変化したって(笑)”と(笑)をつけて言ってますので、宮崎駿監督の遊び心からこの設定が生まれたのかもしれません。


こだまも小トトロも”森に住んでいる”という共通点があります。


あのちょっぴり不気味で可愛いこだまが年月をかけて可愛い小トトロになると思うと面白いです!

トトロの正体は木霊?

トトロの正体がコダマということは分かりました。


しかし、そもそも「もののけ姫」に登場する”コダマ”って何?と思う方もいらっしゃると思います。


コダマを漢字で書くと木霊です。


その名が示す通りコダマは”樹木に宿る精霊”です。


つまり、”コダマ”は木がないと生きていけません。


そして、トトロの正体がコダマとすれば、トトロの正体も木霊=森に宿る精霊です。


トトロは、トトロの森のような木々がなければ生きていけないんですね。

トトロの年齢やもののけ姫との繋がりを紹介!

コダマが進化したものがトトロと判明しました。



トトロにはしょうトトロ・ちゅうトトロ・おおトトロが存在します。



実はこのトトロには名前が存在しています。

  • 小トトロはミン
  • 中トトロはズク
  • 大トトロはミミンズク

という名前です。

トトロの年齢は?

トトロのそれぞれ年齢は

  • 小トトロ(ミン)・・・109歳

  • 中トトロ(ズク)・・・679歳

  • 大トトロ(ミミンズク)・・・1302歳

です。



中トトロの年齢は679歳なので、鎌倉時代の半ばから生きていたことになります。


そして、大トトロの年齢は1302歳なので、飛鳥時代(西暦650年ぐらい)から生きていたことになります。


大化の改新とかあの頃ですね。


そう考えると”トトロって長生きですごい!”と思いませんか(´⊙ω⊙`)!?

コダマの年齢は?

小トトロの年齢は109歳と分かりました。


では、コダマの年齢は何歳なのでしょうか?


調べてみましたが、コダマの年齢は分かりませんでした。


しかし、コダマの姿を見ていると”カタカタ”と言っていて、そんなに進化してる姿とはいえないですよね。


あくまで想像ですが、コダマの年齢は0歳〜50歳ぐらいで、その後50年ぐらいかけて小トトロまで進化していくのではないかなぁと思いました!

トトロの名前の由来は?

大トトロの本名は”ミミンズク”などトトロとはかけ離れていますよね。


では、なぜトトロという名前(愛称)が生まれたのでしょうか?


それは、宮崎駿監督が住んでいた”所沢(ところざわ)”に由来しています。


宮崎駿監督がまだ若い頃、当時のアニメーション業界は西武線に集中していたそうです。


そして、お金がなかった宮崎駿監督が住める場所を探してたどり着いた場所が埼玉県の所沢です。


こうして埼玉県所沢に住むようになった宮崎駿監督は、田んぼや雑木林のある自然豊かな風景を散歩する中で「となりのトトロ」の構想を思いつきます。


なので、最初、「となりのトトロ」のタイトルは「所沢のとなりのお化け」だったそうです。


その後、宮崎駿監督の知り合いの女の子が”所沢”をととろざわ”と読んだことから”トトロ”という愛称を思いつきます。


なので、トトロの名前は所沢ところざわの言い間違えから生まれた愛称なのです!

トトロともののけ姫の繋がりも紹介!

「もののけ姫」のテーマは”人間と自然の共生”です。



「もののけ姫」では

  • 自然を守るために山の神たちと一緒に戦いを挑み続けるサンの姿

  • 自然を破壊する人間側のエボシの姿

  • その中立の立場にいるアシタカの姿

が描かれています。



そんな「もののけ姫」の終盤では、破壊されていく森の中で”コダマ”たちの大量の死体が降ってくるシーンが描かれています。


これは森が死んでしまうと、木の精霊である”コダマ”も生きていくことができないことを表しています。


しかし、「もののけ姫」の最後には荒廃しきった森に新しい芽が息吹き、1匹だけ”コダマ”いるシーンが描かれています。


宮崎駿監督はこの最後にコダマ1匹が描かれているシーンは「ここから何千、何万もの歳月をかけて森が再生していくことを象徴している」と言っています。



つまり、”森を破壊するのは一瞬だけど、森が再び再生するには果てしなく長い時間がかかるんだよ”ということを「もののけ姫」は訴えていることになります。




「もののけ姫」の舞台は中世(室町時代の頃)と言われていて、だいたい1300〜1500年ぐらいの日本が舞台です。


一方、「となりのトトロ」の舞台は昭和28年(1953年)です。



つまり、「もののけ姫」の時代にいた木の精霊”コダマ”500年〜700年と言う長い年月をかけて”しょうトトロ”→”ちゅうトトロ”おおトトロ”に進化したというわけです。



とはいえ、「もののけ姫」の時代にはたくさんの木の精霊(コダマ)がいましたが、「となりのトトロ」の時代の木霊(トトロ)は数えるほどしかいません。




つまり、「となりのトトロ」や「もののけ姫」には

  • 一度破壊された自然が再生するには長い時間がかかる
  • 一度破壊された自然が全て戻ることはない

というメッセージが含まれているのではないでしょうか?



宮崎駿監督は埼玉県所沢に住んでいて、たくさんの自然を見ながら「となりのトトロ」を思いつきました。


しかし、その後、都市開発が進み自然が減っていく姿を見て、悲しくなってしまったのかもしれませんね。

トトロとコダマの違いは?

トトロもコダマも”木の精霊”です。


しかし、トトロとコダマには見た目以外にも違いがあります。


トトロは子供たちにしか見えません。


しかし、コダマは大人も見ることができます。



「もののけ姫」の中で、アシタカは「ここにもこだまがいるのか?」と言っています。


なので、室町時代ごろにいる”コダマ”は人間の身近なところに存在していたんだと思います。



それだけ「もののけ姫」の時代の日本はまだ自然が豊かで、いろんな場所で大人も子供も”コダマ”を見ることができたんでしょうね。



しかし、「もののけ姫」の時代から500年以上経った昭和28年の「となりのトトロ」では”トトロ”は純粋な子供にしか見えない希少な存在として描かれています。


アシタカによると”コダマ(木の精霊)が出てくるのは森が豊かな証拠”です。


昭和の日本では自然開発が進み、コダマ(木の精霊)を見るのは難しくなってしまったんですね。



現在、昭和28年からすでに70年近く経っていますが、宮崎駿監督のメッセージとは裏腹に益々自然破壊が進んでいます。



現代の世の中では”トトロ”を見るなんてほとんど不可能かもしれないと思うと、悲しくなりますね。



トトロは遥か昔の自然が豊かな時代(飛鳥時代)から生きていて、人間たちの醜い権力争いや人間の欲望による自然破壊もずっと見てきたわけです。


そんな人間の姿に嫌気がさして、トトロは純粋な子供たちの目にしか姿が見えないようにしてしまったのかもしれませんね。


それでもめいちゃんのピンチに力を貸してあげた”トトロ”は優しいなぁと思います!

トトロともののけ姫のモデルの場所にも繋がりがある!

「となりのトトロ」も「もののけ姫」も自然が豊かな場所がモデルという繋がりがあります。


せっかくなので、それぞれモデルとなった場所をお伝えします。

となりのトトロのモデルとなった場所はどこ?

「となりのトトロ」のモデルとなった場所は狭山丘陵さやま きゅうりょうです。


ここは面積約3,500haを誇る自然が豊かな場所です。


埼玉県の所沢にあり、宮崎駿監督が住んでいて「となりのトトロ」を思いついた場所でもあります。


今もたくさんの動植物が息づいていると言われている狭山丘陵が「となりのトトロ」のモデルとして知られていて、「トトロの森」とも呼ばれています。


近くには「クロスケの家」もあります。


「クロスケの家」は事前予約制です。


豊かな自然が今もいっぱいなので、お近くの方は行ってみてはいかがでしょうか?


住所:〒359-1164 埼玉県所沢市三ケ島3丁目1169−1

もののけ姫のモデルとなった場所はどこ?

「もののけ姫」のモデルとなった場所は屋久島です。


屋久島といえば樹齢3,000年を超える縄文杉など今も多くの自然が残る場所です。


そして、その屋久島にある白谷雲水峡しらたにうんすいきょうがもののけ姫のモデルと言われています。


この白谷雲水峡は宮崎駿監督も何度も足を運んで、もののけ姫に出てくる森のイメージを作り上げたと言われている太古の森です。


さつき吊橋と呼ばれる橋を超えると”もののけ姫の神秘的な世界”が広がっています。


住所:〒891-4200 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦






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「となりのトトロ」作品情報

  • 1988年公開
  • 監督・原作・脚本:宮崎駿さん
  • 製作:徳間康快さん
  • 音楽:久石譲さん
  • 声優

    サツキ:日髙のり子さん
    メイ:坂本千夏さん
    お父さん(草壁タツオ):糸井重里さん
    お母さん(草壁靖子):島本須美さん
    大トトロ:高木均さん
    ネコバス:龍田直樹さん
    おばあちゃん:北林谷栄さん
    カンタ(大垣勘太):雨笠利幸さん
    ミッちゃん:神代智恵さん


トトロの続きの絵本

「もののけ姫」作品情報

  • 1997年公開
  • 監督・原作・脚本:宮崎駿さん
  • 製作:鈴木敏夫さん
  • 音楽:久石譲さん
  • 声優

    アシタカ:松田洋治さん
    サン:石田ゆり子さん
    エボシ御前:田中裕子さん
    モロの君:美輪明宏さん
    ヒイさま:森光子さん
    ジコ坊:小林薫さん
    乙事主/老人:森繁久彌さん


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トトロの正体はコダマ?のまとめ

この記事では「トトロの正体はコダマ?年齢やもののけ姫との繋がりを紹介!」と題して、

  • トトロの正体はコダマが進化したもので、トトロの先祖はコダマって本当?
  • トトロやコダマの年齢は?
  • トトロともののけ姫の繋がりは?

をお伝えしました。


トトロの正体が”こだま”が進化したものという話は都市伝説ではなく、本当です。


”こだま”が成長すると”小トトロ”になります。


”こだま”→”小トトロ”→”中トトロ”→”大トトロ”になるというわけですね!


つまり、トトロの先祖はコダマというわけです。


「となりのトトロ」も「もののけ姫」も豊かな自然が舞台となっているという繋がりがあります。


「となりのトトロ」の公開は1988年、そして、それから約10年後の1997年に「もののけ姫」は公開しています。


この10年の間に益々日本は開発が進み、自然も壊されていったように思います。


そんな人間の欲のために自然破壊が進む日本や世界に宮崎駿監督は警告を出したかったのかなぁと考えます。


「となりのトトロ」よりも「もののけ姫」の方が物語が複雑で大人向けにも思えます。


しかし、”自然と人間の共生をどう考えるか”という意味では同じなのかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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