「名探偵コナン」は1994年から連載しています。
いっこうに黒の組織のボスが誰なのか判明しないまま約20年が経過しましたが、ついに黒の組織のボスが烏丸蓮耶だと判明しました。
とはいえ、烏丸蓮耶が黒の組織のボスというにはまだ多くの謎が残りますよね!
そこで、この記事では「烏丸蓮耶は誰に化けている?最有力候補を根拠から考察(2023年版)!」と題して、
- 烏丸蓮耶は誰かに化けているのか?
- 烏丸蓮耶の最有力候補は誰なのか?
について根拠をもとに考察します。
2023年6月に更新しました。
烏丸蓮耶は誰に化けている?(2023年版)

2018年に発売された漫画95巻の中で、黒の組織のボスが烏丸蓮耶だと判明しました。
烏丸蓮耶といえばすでに亡くなったとされる大富豪です。
烏丸蓮耶は40年前に99歳で他界したと漫画には書いてあります。
なので、生きていれば140歳ぐらい・・・。
通常ならば烏丸蓮耶が生きているとは考えにくいですよね。
このように烏丸蓮耶が黒幕と言うには多くの謎が残されています。
烏丸蓮耶はアポトキシン4869を飲んで若返っている?
烏丸蓮耶初登場回。さて、「謎の死」というのが、何なのか?もうちょっとで100巻だな。
— ふるやん (@ffuruyan) October 3, 2021
(第219話 集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド)#ffuruyan_コナン#ffuruyan_烏丸蓮耶#ffuruyan_黒の組織 pic.twitter.com/a29B4PwGkQ
結論から言うと、烏丸蓮耶は灰原哀が開発したAPTX4869は飲んではいないけれど、宮野夫妻が開発したAPTX4869を飲んで若返っている可能性があると考察します。
元々、APTX4869は灰原の両親である宮野夫妻が開発した薬です。
そして、宮野夫妻が死んだ後、灰原哀が両親が残した膨大な資料をもとに復活させた薬が現在のAPTX4869です。
灰原哀が開発していたAPTX4869は開発途中の代物です。
ジンからは”出来損ないの名探偵”と言われているぐらい不完全なもの。
これまでにも開発中のAPTX4869を飲んで死んだ人は大勢います。
たまたま工藤新一や灰原哀が飲んだAPTX4869は、幼児化する作用を発揮し、死ななかっただけです。
なので、ボスが、元々死ぬ可能性がある灰原哀が開発したAPTX4869を飲んだとは考えにくいですよね。
ただ、ボスが宮野夫妻が開発していたAPTX4869の元となる薬を飲んで、若返っている可能性はあると考察します!
宮野夫妻が開発していた薬はどんな薬?
カラス〜 pic.twitter.com/QgGgSfFrcl
— ふくすけ (@rB7fHSGU0MXjs8p) May 11, 2023
宮野エレーナは漫画78巻の中でAPTX4869の元となる薬を「とても恐ろしい薬」と表現しています。
しかし、元々はこの薬の開発は宮野厚司の夢であり、宮野エレーナは宮野厚司の開発しているものは町医者の片手間にできるような代物ではないとも言っています。
つまり、宮野夫妻が開発していたAPTX4869の元の薬は、正しい用法用量さえ守れば素敵な薬だけど、黒の組織のように悪用すれば恐ろしいものになると考えられます。
宮野夫妻が開発していたAPTX4869の真の作用はわかりませんが、医者の夢と言えば”世界中の人の病気を治したい”ですよね。
APTX4869のアポとはアポトーシスで、細胞の自己破壊プログラムを意味します。
実際にこのアポトーシスを癌細胞だけに起こさせて、癌細胞だけを死滅させる抗がん剤も登場しています。
なので、宮野夫妻が開発していた薬は、本来であればこのように病気の細胞だけを破壊するための薬だったと考察できます。
しかし、開発途中で老化細胞に特異的にアポトーシス(細胞の自己破壊)を起こさせることに成功し、それ以上、老化(人が歳を取ること)を防止することに成功したのではないでしょうか?
さらには工藤新一や灰原哀のように幼児化したりなど、若返りの作用も期待できるものだったのかもしれません。
実際に、宮野エレナーナは”恐ろしい薬”と言っていますが、ラボの仲間は”夢のような薬”と喜んでいると言っていました。
もしかすると、宮野夫妻が開発していたAPTX4869の元の薬は、正しい用法用量さえ守れば若返りできる素敵な薬なのかもしれません。
そして、この薬を烏丸蓮耶が飲んで若返り、生きている可能性は十分ありますよね!
さらにはベルモットと同じ変装術を使い、誰かに化けている可能性があると考察します。
- 烏丸蓮耶は宮野夫妻が開発したAPTX4869の元の薬を飲んで、若返っている可能性がある。
(ベルモットも飲んでいるから若い姿をしているのかも?) - 黒の組織はこのAPTX4869の作用を悪用して、悪巧みを考えているのではないか?
>>組織がAPTX4869を作った真の目的とは?
烏丸蓮耶が誰かに化けていると考える理由は?
判明した回 pic.twitter.com/FVP6B3VaeZ
— ふくすけ (@rB7fHSGU0MXjs8p) May 11, 2023
羽田浩司殺人事件で残されていたアナグラムを並べ替えると、”CARASUMA”となることが判明。
そのため、黒の組織のボスが烏丸蓮耶だと判明しました。
しかし、青山剛昌先生は、烏丸蓮耶が黒幕ではあるものの、その先にはとんでもない秘密があるとも言っています。
>>青山剛昌先生の発言内容はこちら
つまり、烏丸蓮耶は黒幕であることには間違いなけれど誰かに化けていて、コナンたちの周りにいる意外な人物の可能性が高いんです。
そして、他にも烏丸蓮耶が誰かに化けていると考える根拠があります。
その理由をご紹介します。
烏丸蓮耶が誰かに化けていると考える理由① タイトル「ホラ♡」
烏丸蓮耶がボス=黒幕だと判明した回は、95巻1008話「ホラ♡」です。
※アニメ942話「マリアちゃんを探せ(後編)
このホラというタイトルが”ホラ吹き”のホラとも捉えられますよね。
ホラ吹きの意味は嘘つきです。
なので、実は烏丸蓮耶がボスだというのは嘘で、烏丸蓮耶がボスだと安直に考えるべきではないと思います。
烏丸蓮耶が誰かに化けていると考える理由② タイトル「黒ウサギ亭にて」
95巻1008話「ホラ♡」の次のタイトルは、「黒ウサギ亭にて」です。
「黒ウサギ亭にて」の内容は、コナン・蘭・毛利小五郎・安室さんがバニーガール(黒ウサギ)のお店に行くお話です。
この黒ウサギを別の読み方で読むと、”クロウ詐欺”と読めます。
カラスの英語がクロウなので、”黒ウサギ=クロウ詐欺=烏丸(カラスマ)は黒幕でない”とも推理できるわけです。
烏丸蓮耶が誰かに化けていると考える理由③ 黒幕と突き止めた人がコナンではない
漫画の方 pic.twitter.com/5BtVuAjTqu
— ふくすけ (@rB7fHSGU0MXjs8p) May 11, 2023
烏丸蓮耶が黒幕だと突き止めた人物は工藤優作と赤井秀一です。
ですが、コナンはかつて「これは俺の事件だ!俺が解く!父さんたちは手を出すな!」と言っていました。
工藤優作はこの時のコナンの迫力に圧倒されて協力するようになったんですよね。
それなのに結局黒幕(ボス)の正体が”CARASUMA=烏丸”だと見抜いたのが工藤優作と赤井秀一とは、何だか腑に落ちません!
ということで、実は黒幕(ボス)は烏丸蓮耶ではなく、本当の正体をコナンが見抜くのではないでしょうか?
確かに、青山剛昌先生は「ボスは烏丸蓮耶です。」と発言しています。
しかし、「でも、その先にも秘密はあるんで・・・」という意味深な発言もしています。
つまり、ボスは烏丸蓮耶だけど、実はその先に驚くような秘密が隠されているということ!
そもそも烏丸蓮耶は生きていれば140歳ぐらいの年齢ですよね。
となると、やはり烏丸蓮耶が若返りの薬を飲んで、誰かに化ている可能性が高いのではないでしょうか!
烏丸蓮耶の最有力候補を根拠から考察!

烏丸蓮耶は誰かに化けている可能性が高いとお伝えしました。
では、烏丸蓮耶の最有力候補は誰なのでしょうか?
考察していきましょう!
烏丸蓮耶の最有力候補① 大黒連太郎
名探偵コナン黒の組織のボスの名前予想
— 北海101@6月テイルズフェス、巨人日本ハム行くぜ! (@gpzaffowa5125) November 30, 2022
大黒連太郎もあるからね pic.twitter.com/Utv5oxKIwk
大黒連太郎は「そして人魚はいなくなった(推理編)」で名前だけ登場するキャラです。
(漫画28巻/アニメ223話)
大黒連太郎は平次が見ている名簿に載っていた名前で、どんな顔をしているかは分かっていません。
ちなみにコナンと平次はこの時、若狭湾の美国島に向かっていて、美国島の不老不死の伝説をめぐって事件が起きました。
しかし、なぜ1度しか名前が出てきていない大黒連太郎がボス(烏丸蓮耶)だと疑われているのでしょうか?
その理由をお伝えします。
大黒連太郎が黒幕だと疑う理由① 平次の発言と名簿の名前
平次は大黒連太郎の名前が載っている名簿を見ながら、「昔、日本を動かしとったお偉いさんがぎょうさん載ってる」と言っています。
このことから、名簿に名前が載っている大黒連太郎はかなりの大物だと分かります。
そして、名簿にはジンとウォッカの本名とされている”黒澤陣”と”魚塚三郎”が書いてあるんです。
なぜこの名前がジンとウォッカの本名だと思われているかというと、2004年8月に発売されたオフィシャルファンブック「ラブ・コナン」の中で、作者がジンの名前は黒澤陣と明言しているからです。
黒澤陣だけ本名で、その横の魚塚三郎が偽名というのはおかしいので、魚塚三郎もウォッカの本名と考えられています。
そして、ジンやウォッカと共に大黒連太郎の名前が書いてあることから、大黒連太郎はかなりの権力者の持ち主と分かります。
黒の組織のボスにも相応しいですよね。
そして、大黒連太郎はジンやウォッカと共に、若狭湾の美国島を訪れた可能性があるわけです。
大黒連太郎が黒幕だと疑う理由② 大黒ビルのバー
これは伏線なのかな? pic.twitter.com/DPx1uKTPhs
— 空が青い✨ (@cg6LZh3yirKDDdg) May 11, 2023
黒の組織のメンバのテキーラが取引先に指定していた場所の名前を覚えているでしょうか?
テキーラが取引先に指定していた場所は”米花町の大黒ビルのカクテル”です。
平次が大黒連太郎はかなりの大物と言っていたことからも、大黒連太郎は金持ちでビルを所有していてもおかしくないですよね。
つまり、大黒連太郎は自身の苗字”大黒”から”大黒ビル”と名付けたビルを所有し、黒の組織の取引先に使っていたとも考えられるんです。
こうなってくると大黒連太郎が黒の組織と何らかの関わりがありそうと考えてしまいます。
大黒連太郎が黒幕だと疑う理由③ 名前の共通点
大黒連太郎と烏丸蓮耶の名前には共通点がいくつもあります。
- 烏丸蓮耶の烏は、大黒連太郎の黒を連想させる。(烏≒黒)
- 烏丸蓮耶の蓮は、大黒連太郎の連を連想させる。 (蓮≒連)
- 烏丸蓮耶の耶は、大黒連太郎の郎に似ている。(耶≒郎)
- 烏丸蓮耶の丸と大黒連太郎の太をつなげると、丸太になる。
このように烏丸蓮耶と大黒連太郎の名前には共通点がいくつもあり、烏丸蓮耶が現在は大黒連太郎と名乗って生きているのではないかと考察できるわけです。
ちなみに、青山剛昌先生は大黒連太郎の黒幕説を否定していると言われていますが、ソースがないのでウソの可能性が高いです。
ということで、烏丸蓮耶=大黒連太郎説はあり得ると思います!
ちなみに、原作漫画では最近になって謎の老人が2人登場しています。
この老人の1人が烏丸蓮耶だと言われていますよ♪
>>最近登場した怪しい2人の老人とは?
烏丸蓮耶の最有力候補② 阿笠栗助
これも? pic.twitter.com/LbyUZulWSz
— 空が青い✨ (@cg6LZh3yirKDDdg) May 11, 2023
阿笠栗助とは阿笠博士の叔父の名前です。
阿笠栗助が初登場したのは漫画12巻で、灰原哀がまだ登場する前です。
阿笠栗助はかなりの大富豪で、阿笠博士が2歳ごろに亡くなったとされています。
漫画12巻では阿笠栗助は肖像画だけでの登場でしたが、20年経って漫画97巻・98巻でその名前が再登場しています。
まさかの阿笠栗助の再登場に、黒幕だとも囁かれています。
阿笠栗助が黒幕だと疑う理由① 亡くなった時期
阿笠栗助が亡くなった時期は50年前です。
体が弱く、幼い時から自然豊かな山奥の別荘で暮らしており、38歳で亡くなったとされています。
そして、烏丸蓮耶が亡くなった時期も50年前です。
たまたまな気もしますが、作中では黒の組織が半世紀前(50年前)から極秘プロジェクトを進めていたとあります。
このように50年前という共通点があることから、実は烏丸蓮耶=阿笠栗助で黒幕なのではないかと疑われています。
阿笠栗助が黒幕だと疑う理由② 大富豪
烏丸蓮耶は言わずと知れた世界的な大富豪ですよね。
そして、阿笠栗助も大富豪です。
阿笠博士の家は、工藤優作夫妻の隣にありますよね。
かなりの一等地だと思いますが、あの阿笠博士の家は親戚から譲り受けたとも言われています。
つまり、阿笠博士の家は阿笠栗助から譲り受けた可能性が高いんですよね。
しかも阿笠博士の家には地下室もあることから、阿笠栗助もかなりの大富豪だと考えられます。
このように大富豪という共通点があることから、実は烏丸蓮耶=阿笠栗助で黒幕なのではないかと疑われています。
阿笠栗助が黒幕だと疑う理由③ カラス
阿笠栗助が初登場した回で、阿笠博士は工藤優作から”太陽博士”と言われていました。
日本神話では太陽の化身として八咫烏(やたがらす)が登場します。
なので、阿笠栗助=カラスとも考えられるわけです。
そして、烏丸蓮耶のイメージもカラスですよね。
このように阿笠栗助もカラスという共通点があることから、阿笠栗助=烏丸蓮耶と疑われています。
阿笠栗助が黒幕だと疑う理由④ カクテル
かつて阿笠博士が黒幕だと疑われてきた理由の1つに、アーント・アガサというカクテルがあることが挙げられます。
黒の組織の共通点といえば、お酒の名前にちなんだコードネームですよね。
アガサというお酒があることから阿笠博士は黒幕だと長年疑われてきたわけです。
しかし、青山剛昌先生が阿笠博士は黒幕ではないとキッパリ否定しているので、阿笠博士の黒幕説は無くなりました。
ところが、阿笠栗助については誰も言及していないため、阿笠栗助=烏丸蓮耶と疑われています。
阿笠栗助が黒幕だと疑う理由⑤ シルエット
阿笠博士のクルクルを伸ばしたら黒ずくめのボスに見えるんだけどな〜#名探偵コナン pic.twitter.com/ukZPefg23J
— かねとら (@dqmsl25) April 15, 2023
烏丸蓮耶のシルエットが阿笠博士に似ている気がすると言われています。
そして、阿笠栗助と阿笠博士は鼻の形がそっくりで、シルエットが似ています。
阿笠博士の黒幕説はなくなりましたが、シルエットが似ていることから阿笠栗助=烏丸蓮耶と疑われています。
このように烏丸蓮耶の最有力候補は
- 大黒連太郎
- 阿笠栗助
の2人です。
個人的には烏丸蓮耶の最有力候補は大黒連太郎だと思いますが、皆さんの意見はいかがでしょうか?!
ちなみに、この記事では烏丸蓮耶の最有力候補は
- 大黒連太郎
- 阿笠栗助
とお伝えしましたが、黒羽盗一の可能性もあると一部では言われています。
黒羽盗一とは初代怪盗キッドのこと!
個人的には黒羽盗一の黒幕説はないと思っていますが、ここで書くと長くなるので割愛します!
その理由は別記事で書いていますので、ぜひ読んでみてください・:*+.\(( °ω° ))/.:+
また、ベルモットと烏丸蓮耶は深い関係にあるのは確実です。
そして、個人的には、烏丸蓮耶とベルモットは結婚していて、その娘がフサエ・キャンベル・木之下の可能性もあるかもしれないと考察しています。
その理由は2023年公開の映画「黒鉄の魚影」にあるのですが、ここで書くと長くなってしまうので割愛します(笑)
詳しくは別記事に書いていますので、そちらを参照ください・:*+.\(( °ω° ))/.:+
>>ベルモットとフサエの考察はこちら
烏丸蓮耶は誰に化けている?(2023年版)のまとめ

この記事では「烏丸蓮耶は誰に化けている?最有力候補を根拠から考察!(2023年版)」と題して、
- 烏丸蓮耶は誰に化けているのか?
- 烏丸蓮耶の最有力候補は誰か?
を根拠をもとに考察しました。
まとめると、2023年6月時点で、
- 烏丸蓮耶は若返り作用のある薬を飲んで、現在も生きている可能性が高い。
- 烏丸蓮耶は誰かに化けている可能性が高い。
- 烏丸蓮耶の最有力候補は大栗連太郎。
阿笠栗助の可能性もある。
と考察します。
皆さんの意見はいかがでしょうか!?
今後のコナンの展開に注目ですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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