「耳をすませば」は1995年7月15日に公開されたジブリのアニメ映画です。
月島雫と天沢聖司の甘酸っぱい青春恋愛ストーリーが描かれているよ。
この映画の公開は1995年ですが、実際の「耳をすませば」がいつの時代の設定なのか気になりますよね!
それに、雫と聖司の年齢や誕生日も気になる!
この記事では「耳をすませばの年齢設定は何歳?月島雫の誕生日はいつ?」と題して、
- 「耳をすませば」はいつの時代の設定?
- 月島雫の年齢は何歳で誕生日はいつ?
- 天沢聖司のプロポーズは現実的なのか?
をお伝えします。
目次
耳をすませばの時代はいつの設定?
「耳をすませば」がいつの時代の設定なのか気になりますよね!
さっそくお伝えします。
耳をすませばの時代設定はいつ?
ふむふむ。
— ふくすけ (@rB7fHSGU0MXjs8p) April 22, 2024
1994年なのか。 pic.twitter.com/Et2Y4it3kF
「耳をすませば」の時代がいつなのかは、月島雫の部屋のカレンダーでわかるよ。
上の画像をご覧の通り、月島雫の部屋のカレンダーを見ると1994年になっています。
つまり、「耳をすませば」は1994年の8月~11月ごろが描かれていることが分かるよ。
映画の公開は1995年なので、その1年前の姿が描かれていることになります。
耳をすませばの時代背景も紹介!
「耳をすませば」の舞台は多摩ニュータウンです。
1994年頃の日本では多摩ニュータウンのように至る所で都市開発が進み、自然が破壊。
集合住宅が立ち並ぶようになりました。
つまり、「耳をすませば」の時代背景には都市開発があるということ!
この時代、都市開発が進み生活が便利になると思う反面、どんどん自然は少なくなっていきました。
「耳をすませば」にはコクリート・ロードという歌が出てくるよね。
それには都市開発が進んでいくことへの皮肉が描かれているよ。
もちろん「耳をすませば」は雫や聖司の甘酸っぱい恋愛模様が描かれている映画です。
しかし、その背景には都市開発への皮肉も込められている面白い映画なんです。
別の記事で詳しくコクリート・ロードの歌詞の意味を伝えているよ。
気になる人は読んでみてね。
>>歌詞の意味はこちら
月島雫の年齢は何歳で誕生日はいつ?
ここからは月島雫の誕生日や年齢設定をご紹介します。
月島雫の年齢は?
月島雫は14歳です。
向原中学校に通う中学3年生だよ。
月島雫の誕生日は?
月島雫は中学3年生で14歳となっています。
「耳をすませば」の時代設定は1994年の8月~11月ごろでしたよね。
そして、月島雫は劇中で誕生日は迎えていません。
劇中で誕生日を迎えていたら、そのシーンがあるはずだよね。
でも、劇中では誕生日シーンはなかったよ。
つまり、月島雫の誕生日は11月より後ということです。
月島雫の誕生日は1979年12月〜3月生まれと予想できるよ!
月島雫の姉の年齢は?
世の中を甘くみるんじゃないわよ! 【耳をすませば】 pic.twitter.com/wfpckh9ZVZ
— ★心に響くジブリ名言など★ (@wcnvk8uig7faq6u) August 23, 2022
月島雫の姉は月島汐です。
姉の月島汐は18歳で大学1年生です。
月島汐は母・朝子が大学院の学業で忙しいことから、積極的に家事を手伝っていて、雫のお弁当も作ってあげています。
雫とは対照的に、かなりのしっかり者として描かれていたよね!
耳をすませばの映画と原作で年齢が違う?
「耳をすませば」の原作は、柊あおいさんが描く少女まんがです。
少女マンガ雑誌『りぼん』の1989年8月号〜11月号に掲載されていました。
漫画の月島雫は中学1年生の設定だよ。
ですが、映画では月島雫や天沢聖司の年齢は中学3年生に変わっています。
その理由が気になりますよね!
その理由は、宮崎駿さんが映画化するにあたり、単なる恋愛映画にはしたくなかったからと考えられるよ。
映画化にあたり、単なる”恋愛”要素だけでなく”進路に真剣に悩む受験生”という青春のリアリティを持たせるために、中学3年生という設定に変更されたと言われています。
また、雫の姉・月島汐の年齢も原作漫画では高校1年生ですが、ジブリ映画では大学1年生に変更されています。
映画では、進路に悩む雫をしっかりと怒ってくれる存在が必要だったよね。
雫をしっかり叱ってくれる存在が必要なため、姉の年齢も高校1年生から大学1年生に変更されたのだと考えられます。
天沢聖司のプロポーズは年齢的にどうなの?
自分より頑張ってるヤツに「頑張れー!」なんて言えないもん。 【耳をすませば】 pic.twitter.com/doRcHPyT6Y
— ★心に響くジブリ名言など★ (@wcnvk8uig7faq6u) August 20, 2022
「耳をすませば」では、中学3年生の天沢聖司が雫に対して「いますぐってわけにはいかないけど、結婚してくれないか!」とプロポーズしています。
中学3年生でこんな風に、素直にプロポーズできる人って少ないよね。
”中学3年生で運命の相手とも思える人と出会えて、さらに結婚の約束までできるなんて素敵”ですよね!
でも、そう思う反面。
大人になって改めてこのシーンを見ると「こんな風に素直に言えたらどんなに楽か」とむず痒くなってしまう方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず。
この「耳をすませば」という作品には、宮崎駿さんの若い人たちへの挑発的な思いが込められているんだよ。
宮崎駿さんは、「この作品(耳をすませば)は、自分の青春に痛恨の悔いを残すおじさん達の、若い人々への一種の挑発である」と言っています。
宮崎駿さんから”青春に悔いが残らないようにリア充な時間を送れよ!”というメッセージが込められた映画なんですね!
今の時代、スマホなどが発達したことで言葉で直接伝えることに抵抗を感じ、それによって誤解が生じやすくなっている気がします。
「耳をすませば」を見ていると、素直に思いを伝える大切さを感じるよね。
「耳をすませば」は1995年公開の映画ですが、大人の人はもちろん今の若い人たちにも是非見てほしい映画ですね!
耳をすませばの時代設定や時代背景のまとめ
この記事では「耳をすませばの年齢設定は何歳?月島雫の誕生日はいつ?」と題して、
- 「耳をすませば」はいつの時代の設定?
- 月島雫の年齢は何歳で誕生日はいつ?
- 天沢聖司のプロポーズは現実的なのか?
をお伝えしました。
「耳をすませば」の時代設定は1994年の8月~11月ごろだよ。
時代背景には自然を破壊しながら都市開発を進める日本の姿があります。
また、月島雫や天沢聖司は1979年生まれの中学3年生という設定です。
原作漫画では恋愛に悩む中学1年生という話がメインです。
だけど、映画では”進路に悩む受験生”という設定が増えているよ。
受験生という設定が加わることでより悩みも深くなりますよね!
また、単なる恋愛映画に終わっていないところがジブリ作品のすごいところだなぁと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!