「耳をすませば」は1995年7月15日に公開されたジブリのアニメ映画です。
「耳をすませば」では月島雫と天沢聖司の甘酸っぱい青春恋愛ストーリーが描かれています。
この映画の公開は1995年ですが、実際の「耳をすませば」の時代設定がいつ頃で時代背景に何があるのか気になったので調べてみました。
この記事では「耳をすませばの時代設定や時代背景は?月島雫の誕生日や年齢も紹介!」と題して、
- ジブリアニメ映画「耳をすませば」の時代設定はいつ頃で時代背景には何がある?
- 月島雫の誕生日や年齢設定は?
をお伝えします。
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目次
耳をすませばの時代設定や時代背景は?
『耳をすませば』の時代設定は、1994年のようです。#耳をすませば pic.twitter.com/ANkGiGinKz
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 26, 2022
さっそく、ジブリアニメ映画「耳をすませば」の時代設定はいつ頃なのでしょうか?
「耳をすませば」の時代がいつなのかは主人公・月島雫の部屋のカレンダーで分かります。
雫の部屋のカレンダーを見ると1994年になっています。
この事から「耳をすませば」は1994年の8月~11月ごろが描かれていることが分かります!
映画の公開は1995年なので、その1年前の姿が描かれているんですね。
耳をすませばの時代背景には都市開発がある
「耳をすませば」の舞台は多摩ニュータウンです。
1994年頃の日本では多摩ニュータウンのように至る所で都市開発が進み、自然が破壊され、集合住宅が立ち並ぶようになりました。
都市開発が進み生活が便利になると思う反面、どんどん自然は少なくなっていった時代だと思います。
「耳をすませば」にはコクリート・ロードという歌詞が出てきますが、それには都市開発が進んでいくことへの皮肉が描かれています。
「耳をすませば」はもちろん雫や聖司の甘酸っぱい恋愛模様が描かれている映画です。
しかし、その背景には都市開発への皮肉も込められている面白い映画だと思います!
>>「コンクリートロード」の歌詞の意味は?
耳をすませばの雫の誕生日や年齢設定を紹介!
自分より頑張ってるヤツに「頑張れー!」なんて言えないもん。 【耳をすませば】 pic.twitter.com/doRcHPyT6Y
— ★心に響くジブリ名言など★ (@wcnvk8uig7faq6u) August 20, 2022
ここからは「耳をすませば」の月島雫の誕生日や年齢設定をご紹介します。
月島雫の年齢は?
月島雫は向原中学校に通う3年生で14歳です。
月島雫の誕生日は?
月島雫は中学3年生で14歳となっています。
「耳をすませば」の時代設定は1994年の8月~11月ごろで、月島雫は劇中で誕生日は迎えていません。
なので、月島雫の誕生日は1979年12月〜3月生まれと予想できます!
月島雫の姉の年齢は?
世の中を甘くみるんじゃないわよ! 【耳をすませば】 pic.twitter.com/wfpckh9ZVZ
— ★心に響くジブリ名言など★ (@wcnvk8uig7faq6u) August 23, 2022
月島雫の姉は月島汐です。
姉の月島汐は18歳で大学1年生です。
月島汐は母・朝子が大学院の学業で忙しいことから、積極的に家事を手伝っていて、雫のお弁当も作ってあげています。
また、雫が中間テストで100番も順位を落とした時には雫のことを思って叱っており、雫とは対照的にかなりのしっかり者として描かれています。
原作漫画と映画で年齢が異なる理由は?
「耳をすませば」の原作は、柊あおいさんが描く少女まんがです。
少女マンガ雑誌『りぼん』の1989年8月号〜11月号に掲載されていました。
原作の少女漫画では月島雫や天沢聖司は中学1年生という設定です。
しかし、宮崎駿さんが映画化するにあたり単なる”恋愛”要素だけでなく”進路に真剣に悩む受験生”という青春のリアリティを持たせるため中学3年生という設定に変更されました。
また、雫の姉・月島汐の年齢も原作漫画では高校1年生で、ジブリ映画では大学1年生に設定が変更されています。
進路に悩む中学3年生の雫をしっかりと怒ってくれる存在が必要だったため、姉の年齢も高校1年生から大学1年生に変更されたのだと考えられます。
天沢聖司のプロポーズは現実的なのか?
「耳をすませば」では中学3年生の天沢聖司が雫に「いますぐってわけにはいかないけど 結婚してくれないか!」とプロポーズしています。
中学3年生でこんな風に素直にプロポーズできる人って少ないんじゃないんでしょうか?
”中学3年生でこんな風に運命の相手とも思える相手と出会えて、さらに結婚の約束までできるなんて素敵”ですよね!
でも、そう思う反面、大人になって改めてこのシーンを見ると「こんな風に素直に言えたらどんなに楽か・・・」とむず痒くなってしまう方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず。
この「耳をすませば」という作品は、宮崎駿さんの若い人たちへの挑発的な思いが込められています。
宮崎駿さんは「この作品(耳をすませば)は、自分の青春に痛恨の悔いを残すおじさん達の、若い人々への一種の挑発である」と言っています。
宮崎駿さんから”青春に悔いが残らないようにリア充な時間を送れよ!”というメッセージが込められた映画なんですね!
今の時代、スマホやSNSが発達したことで言葉で直接伝えることに抵抗を感じ、それによって誤解が生じやすくなっている気がします。
「耳をすませば」を見ていると、素直に思いを伝える大切さを感じます。
「耳をすませば」は1995年公開の映画ですが、大人の人はもちろん今の若い人たちにも是非見てほしい映画ですね!
>>「平成狸合戦ぽんぽこ」と「耳をすませば」は話が繋がっている!
>>ジブリ作品を無料でイッキ見する方法
耳をすませばの時代設定や時代背景のまとめ
自分の中に原石を見つけて、時間をかけて磨くことなんだよ。 手間のかかる仕事だ。 【耳をすませば】 pic.twitter.com/RzQVB4OuXb
— ★心に響くジブリ名言など★ (@wcnvk8uig7faq6u) August 15, 2022
この記事では「耳をすませばの時代設定や時代背景は?月島雫の誕生日や年齢も紹介!」と題して、
- 「耳をすませば」の時代設定はいつ頃で、時代背景には何があるのか?
- 月島雫や姉や天沢聖司の年齢設定や誕生日はいつ?
をお伝えしました。
「耳をすませば」の時代設定は1994年の8月~11月ごろで、時代背景には自然を破壊しながら都市開発を進める日本の姿があります。
月島雫や天沢聖司は1979年生まれの中学3年生という設定です。
原作漫画では恋愛に悩む中学1年生という話がメインですが、ジブリ映画「耳をすませば」では”進路に悩む受験生”という設定が加えられています。
受験生という設定が加わることでより悩みも深くなりますし、単なる恋愛映画に終わっていないところがジブリ作品のすごいところだなぁと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!